
アフィリエイト初心者のジャンル選び|好みでなく2つの軸で決める
アフィリエイト初心者がジャンルを選ぶ基準は、好きかどうかではありません。需要があるか、成果条件が単純か、この2つだけです。
私は無料オファーというジャンルを5年間変えずに続けました。途中でジャンルを増やそうとした時期に、かえって数字を落としています。
「好きなジャンル」を選んで失敗した実際の話
よくある案内は「自分の好きなジャンルを選びましょう」です。私も最初はその通りにして、興味のある話題でnote記事を書き続けました。
結果は、59本書いて表示は合計106回でした。好きな話題ではありましたが、検索している人がほとんどいないジャンルでした。
好みで選ぶこと自体が悪いわけではありません。問題は、需要を確認しないまま書く量を増やしたことでした。
当時は、興味のある話題を先に決めて、それから検索されているかを見ていました。この順番を逆にするだけで、無駄に書く本数が減ります。
需要をその場で確かめる方法
需要の確認は、専用の分析ツールを使わなくても始められます。私が実際にやっているのは、検索窓とSNSの検索欄を使う方法です。
候補のジャンルを検索窓に入れ、変換候補や関連する語がどれだけ出るかを見ます。候補が少なければ、そのジャンルを検索している人自体が少ないと判断できます。
SNSでも同じ語で検索し、直近の投稿数と反応の数を確認します。投稿はあっても反応がほとんど無い語は、需要ではなく供給過多の語である場合があります。
この確認は5分もあれば終わります。案件に提携する前に済ませておけば、59本書いてから気づくような遠回りを避けられます。
私が最初に見落としていたのは、この5分の確認そのものです。書く前ではなく、書き始めてから需要に気づく順番になっていました。
ジャンルは2つの軸で仕分ける
ジャンル選びで見るべきは、需要と承認のしやすさです。この2軸で仕分けると、初心者が最初に触るべき場所がはっきりします。
| 需要 | 成果条件 | 初心者への向き |
|---|---|---|
| 高い | 1段階(申込みのみ) | 最優先で選ぶ |
| 高い | 2段階(操作が必要) | 経験を積んでから |
| 低い | 1段階(申込みのみ) | 記録の練習には使える |
| 低い | 2段階(操作が必要) | 後回しにする |
需要は、SNSでの検索や関連する投稿の反応で確かめられます。専用のツールがなくても、普段の検索結果で件数の違いは分かります。
成果条件は、ASPの案件詳細ページに書かれています。1段階か2段階かは、申込みだけで確定するか、その後に操作が要るかで見分けられます。
例えば、クレジットカードや投資関連のジャンルは需要が高い一方、口座開設や入金確認など2段階の案件が目立ちます。資料請求や会員登録が中心のジャンルは、1段階で完結する案件が多い傾向があります。
需要が高くて2段階のジャンルを否定しているわけではありません。初心者が最初に選ぶ順番として、1段階のジャンルを先に触るほうが結果を確認しやすいということです。
無料オファーというジャンル自体が初心者に向く理由
私が5年間固定してきたのは、個別の話題ではなく「無料オファー」という大きなジャンルです。読者がお金を払わずに完了する点が、他のジャンルと違います。
単価の相場は1件300〜3,000円です。私が実際に承認された案件は、1,300円と1,500円でした。
読者に購入を説得する必要がないため、紹介文の負担が軽くなります。ジャンルを絞り込む前に、この土台のジャンルで最初の反応を確かめる方法もあります。
振込にも共通の条件があります。私が使っているASPでは、確定金額が3,000円以上になった月にだけ振り込まれます。支払いは月末締めの翌々月末です。
このタイミングを知らずにジャンルを何度も変えると、結果が出る前に見切りをつけてしまいます。1つのジャンルで最初の振込を確認してから、次を考えるほうが判断を誤りません。
ジャンルの中の「1段階か2段階か」を見分ける
同じジャンルの中でも、案件ごとに成果条件は違います。資料請求や会員登録は1段階が多く、口座開設や面談を伴う案件は2段階が多い傾向があります。
2段階の案件は単価が高く見えても、確定までの距離が遠くなります。初心者のうちは、1段階の案件が多いジャンルから触るほうが、詰まりどころを減らせます。
見分け方は、案件詳細ページか成果条件のPDFを開くことです。書かれていない場合は、ASPの窓口に確認してから申し込んでください。
ジャンルを固定して5年間続けた実績
私は2021年5月から2026年5月まで、無料オファーというジャンルを変えずに続けました。使っているASPのうち一社ぶんの実績は次のとおりです。
| 項目 | 私の実績(一社ぶん) |
|---|---|
| 期間 | 2021年5月〜2026年5月 |
| アクセス | 16,993回 |
| 登録数 | 1,228件 |
| 登録率 | 7% |
| 報酬額 | 2,271,200円 |
| 1件あたり平均 | 約1,850円 |
この数字は、ジャンルを増やしたから出たものではありません。1つのジャンルの中で、成果条件が単純な案件を選び続けた結果です。
途中で扱う案件は何度も変えました。ただし「無料オファー」という大きなジャンル自体は、5年間一度も外していません。
ジャンル選びでよくある3つの勘違い
ジャンルを決める段階で、初心者がつまずきやすい思い込みが3つあります。私自身も、最初はすべて信じていました。
- 好きなジャンルを選べば発信が続く、という思い込み(需要が無ければ表示されません)
- 単価が高いジャンルほど得、という思い込み(2段階の案件は確定までが遠くなります)
- ジャンルを増やせば収益が増える、という思い込み(今のジャンルの登録率が先に必要です)
この3つは、どれも「ジャンルを決めた時点」では正しいかどうか分かりません。確認できるのは、実際に発信してからです。
ジャンルを増やすタイミングを間違えた失敗
ジャンルや発信先を広げれば結果が伸びると考え、失敗した経験もあります。別のサイトには107,114人が来ましたが、登録は0件でした。
中身を確認すると、機械的な流入で、記事を読んでいる人がほとんどいませんでした。ジャンルを広げる前に、今のジャンルの登録率を先に確認すべきでした。
AIの利用料に30万円以上払った時期もありましたが、それだけではジャンル選びの精度は上がりませんでした。ツールより先に、需要と成果条件を確かめる作業が必要です。
ジャンルを増やすのは、今のジャンルで登録率が分かってからで十分間に合います。分からないまま広げると、原因がどちらにあるのか切り分けられなくなります。
今日、ジャンルをどう決めるか
ジャンルを決める作業は、次の3段階に分けると迷いません。時間の目安も合わせて出します。
| 段階 | やること | かかる時間 |
|---|---|---|
| 今日 | 候補のジャンルを検索窓とSNSで確認する | 5分 |
| 今日 | 無料オファー系のASPに登録し、1段階の案件を1つ選ぶ | 15分 |
| 3か月 | ジャンルを変えずにアクセス数と登録数を記録する | 毎日1分 |
案件を選ぶときは、ジャンルの好みより先に成果条件を確認してください。1段階の案件を1つ選べば、それだけで今日から発信できます。
選んだあとは、3か月はジャンルを変えずに記録を続けてください。登録率が分かってから、広げるか絞るかを判断すれば迷いません。
登録率を計算するときは、分母をページを開いた人数ではなくリンクをクリックした人数にすると、ASPの管理画面の数字と一致しやすくなります。
数字が出ないうちにジャンルを変えると、原因が需要にあるのか紹介文にあるのか分からなくなります。まずは1つのジャンルで、成果条件が単純な案件を1つ選んでみてください。