
アフィリエイト初心者向けの始め方|物販と無料オファーどちらが向くか
アフィリエイトが初心者向けかどうかは、選ぶジャンルで変わります。物販より無料オファーのほうが、読者が動くまでの距離が短く、最初の成果を確認しやすくなります。
この記事では、初心者がつまずく場所を実際の数字で示し、今日やる3つの手順まで説明します。
アフィリエイトが「初心者向け」かどうかは何で決まるか
初心者向けという言葉は、始めやすさではなく最初の成果が出るまでの速さで判断すべきです。始めるだけなら、ASPに登録すればすぐに取りかかれます。
問題は、登録してから最初の1件が出るまでの間に、何につまずいて止まるかです。ここがジャンルによって大きく違います。
物販は読者が実際にお金を払うため、紹介文の説得力が足りないと成果が出ません。無料オファーは登録するだけで完了するため、初心者でも最初の反応を確認しやすくなります。
物販と無料オファー、初心者がつまずきにくいのはどちらか
私が5年間続けてきたのは無料オファーです。物販もひととおり触れましたが、最初の成果が出るまでの体感は無料オファーのほうが早いと感じました。
| 比較 | 物販 | 無料オファー |
|---|---|---|
| 読者が払うお金 | 商品代金 | 0円 |
| 成果になる行動 | 購入 | 登録・申込み |
| 単価の相場 | 案件による | 1件300〜3,000円 |
無料オファーの単価は、1件300円から3,000円が相場です。私が実際に承認された案件は、1,300円と1,500円でした。
金額だけを見ると物販のほうが高く見える案件もあります。ただし初心者の段階では、金額より「成果がどれくらいの確率で出るか」を先に体感するほうが続けやすくなります。
この判断基準は、発信する場所がブログでもSNSでも変わりません。文章の長さや投稿の形式は違っても、読者に求める行動が「登録」なのか「購入」なのかで、成果までの距離は決まります。
物販が向いていないわけではありません。ただし最初の1件を出す段階では、行動のハードルが低いジャンルのほうが、つまずいた原因を見つけやすくなります。
「初心者向け」を謳うASPほど確認すべき点
ASPの中には「初心者向け」と紹介ページに書いているものがあります。この言葉は、審査の緩さを指している場合と、案件の分かりやすさを指している場合が混ざっています。
見るべきは、成果条件が1段階か2段階かです。1段階は申込みだけで確定し、2段階はその後の面談などを経て確定します。
2段階の案件は、単価が高く見えても確定までが遠くなります。初心者のうちは、1段階の案件が並んでいるASPを選ぶほうが、成果を早く確認できます。
「初心者向け」のページに、成果条件の段階まで書かれていないASPもあります。その場合は、案件の詳細ページを個別に開いて、成果として認められるタイミングを確認する必要があります。
審査についても同じです。登録するだけで使えるASPと、審査を経てから使えるASPがあり、「初心者向け」という表示だけでは審査の有無までは分かりません。発信をまだ育てている段階では、審査のないASPで案件の探し方に慣れるほうが現実的です。
私の実績の内訳|5年間で分かった数字
私は2021年5月から2026年5月まで、5年間無料オファーアフィリエイトを続けました。使っているASPのうち一社ぶんの実績は、次のとおりです。
| 項目 | 私の実績(一社ぶん) |
|---|---|
| 期間 | 2021年5月〜2026年5月 |
| アクセス | 16,993回 |
| 登録数 | 1,228件 |
| 登録率 | 7% |
| 報酬額 | 2,271,200円 |
登録率は7%、1件あたりに割ると約1,850円でした。この数字は最初から出たわけではなく、5年かけて積み上げたものです。
初心者の段階でこの数字と比べる必要はありません。まずは自分の登録率が何%か、記録を取ることが先です。
初心者がやりがちな失敗を数字で見る
初心者が最初につまずくのは、案件選びよりも「アクセスを集めれば登録が増える」という思い込みです。私にも、この思い込みで失敗した経験があります。
別のサイトには107,114人が来ましたが、登録は0件でした。中身を確認すると、機械的な流入で、記事を読んでいる人がほとんどいませんでした。
- アクセスを増やしても、登録につながらない流入がある
- 読者の悩みと案件がずれていると、登録は増えない
- 数字が悪いときほど、原因を分けて見る必要がある
もう一つの失敗は、書く量と結果が比例しないことです。note記事を59本書いて、表示は合計106回でした。
この2つは原因が別物でした。107,114人の件はアクセスと登録のずれ、59本の件はそもそも表示される前の段階でつまずいていました。
非承認という、初心者が知らない壁
初心者が見落としやすいのが、登録と承認は別物だという点です。登録が入っても、広告主に認められなければ報酬になりません。
非承認になる原因は、入力ミスや対象条件外のように防げるものと、広告主側の予算上限のように防げないものに分かれます。防げる原因は、紹介文で対象条件を先に伝えれば減らせます。
振込にも条件があります。私が使っているASPでは、確定金額が3,000円以上になった月に振込という条件です。支払いは月末締めの翌々月末になります。
初めての振込までは時間がかかると分かっていれば、来ない期間があっても焦らずに済みます。ここを知らずに始めると、途中でやめてしまう人が多くなります。
登録型と操作型という区別も、初心者は見落としがちです。登録型は申込みが完了した時点で成果になりますが、操作型は登録後にさらに操作が必要になります。
操作型の案件は、紹介文に登録後の操作まで案内しないと、読者が動いても成果になりません。初めて紹介するなら、登録型の案件を選ぶほうが、成果条件を読み違えにくくなります。
今日からやる3つの手順
初心者が今日やることは、次の3つです。順番を守れば迷いません。
1. ASPに1社登録し、無料オファーの案件を1つ選ぶ 2. 成果条件が1段階の案件かどうかを、申込み前に確認する 3. 紹介文を1本公開し、アクセス数と登録数を記録する
1つ目のASP登録は、5分もあれば終わります。案件選びに迷ったら、自分が普段話している話題に近いものを優先してください。
2つ目の成果条件の確認は、案件詳細ページか成果条件のPDFに書かれています。読み取りにくい場合は、紹介する前にASPの問い合わせ窓口で確認したほうが安全です。
3つ目の記録は、表計算ソフトで十分です。日付・アクセス数・登録数の3列があれば、登録率はその場で割り算できます。
登録率を計算するとき、初心者がよく間違えるのは分母です。ページを開いた人数ではなく、リンクをクリックした人数を分母にすると、ASPの管理画面の数字と一致しやすくなります。
私も最初の登録では、案件選びに時間をかけすぎました。今は対象条件が明確な案件から先に選ぶようにしています。
向いているかどうかを見極める最後の基準
アフィリエイトが自分に向いているかどうかは、始める前ではなく、最初の1本を出したあとにしか分かりません。物販か無料オファーかで迷っている段階では、まだ判断材料がありません。
AIの利用料に30万円以上払った時期もありましたが、それだけでは登録率は改善しませんでした。ツールより先に、どこでつまずいているかを特定する必要があります。
向いているかどうかを判断する基準は、最初の1本を出したあとの登録率だけです。数字が低くても、それ自体は向いていない理由にはなりません。
低い原因が案件選びなのか、紹介文なのか、読者とのずれなのかを1つずつ確かめれば、次の1本で直す場所が見えてきます。まずはASPに登録して、成果条件が1段階の案件を1つ選んでみてください。