
アフィリエイトが儲からない理由を、登録率7%と単価から試算する
アフィリエイトが儲からないのは、根性や気持ちの問題ではありません。報酬はアクセス数×登録率×単価という掛け算で決まっていて、このどれかが小さいだけです。この記事では、私が使っているASPの実績から、儲からない正体を算数で示します。
アフィリエイトが儲からない理由はどこにあるのか
儲からないと感じるとき、原因はこの3つのどれかにあります。アクセス数が少ないか、登録率が低いか、単価が低いかです。
3つを掛け合わせたものが、そのまま報酬になります。どれか1つが極端に小さいと、残り2つが良くても報酬は伸びません。
原因ごとに、症状と先に見るべき数字は違います。次の表にまとめました。
| 原因 | 症状 | 先に見る数字 |
|---|---|---|
| アクセス不足 | 記事は書いているのに人が来ない | 月間のアクセス数 |
| 登録率が低い | 人は来るが登録されない | 登録率(私の実績は7%) |
| 単価が低い | 登録されても金額が伸びない | 案件の単価(相場は300〜3,000円) |
自分がどこに当てはまるかは、この表の症状で見分けられます。3つを同時に直そうとすると、何が効いたのか分からなくなります。
登録率が低いときは、アクセスと案件が噛み合っていないことがあります。私は別のサイトで107,114人が来て、登録が0件だったことがありました。
中身は機械的な流入で、記事の内容と興味が合っていませんでした。アクセスを増やすだけでは、登録率は上がりません。
報酬はアクセス数×登録率×単価で決まる
報酬の計算式は、アクセス数×登録率×単価です。この式に、私が使っているASPの実績をあてはめます。
一社ぶんの画面には、アクセス16,993、決済数1,228、報酬額2,271,200円と表示されています。期間は2021年5月から2026年5月までの5年間です。
アクセスと決済数を割ると、登録率は7%です。決済数と報酬額を割ると、1件あたり約1,850円になります。この1,850円は画面の数字ではなく、私が割り算で出した数字です。
アクセス数別に試算すると報酬はいくらになるか
登録率7%、単価1,850円をそのままあてはめると、アクセス数ごとの報酬が見えます。次の表がその試算です。
| アクセス数 | 登録数(7%換算) | 報酬(単価1,850円) |
|---|---|---|
| 100人 | 7件 | 12,950円 |
| 1,000人 | 70件 | 129,500円 |
| 16,993人(実績) | 1,228件(実績) | 2,271,200円(実績) |
アクセスが100人の段階では、報酬は1万円台にとどまります。まとまった金額にするには、まずアクセスの規模が要ります。
一番下の行は、私の実際のアクセスと決済数です。単価1,850円で計算した数字は、実際の報酬額とほぼ一致します。
月10万円稼ぐには何人のアクセスが必要か
月10万円を目標にすると、必要な決済数は100,000円÷1,850円で約54件です。これも私が割り算で出した数字です。
必要なアクセス数は、54件÷7%で約771人になります。1か月にこの人数が来て、初めて10万円に届く計算です。
- 目標報酬 100,000円
- 必要な決済数 約54件
- 必要なアクセス数 約771人
この771人という数字は、煽るための数字ではありません。10万円という金額に、これだけの規模が要るという冷静な事実です。
5年で227万円という数字をどう捉えるか
一社ぶんの報酬2,271,200円は、2021年5月から2026年5月までの5年間の合計です。月に均すと、約37,900円になります。
これも私が割り算で出した数字です。5年かけて一社の窓口でこの金額になった、というのが実際の時間感覚でした。
まとまった金額に見えても、毎月の伸びは緩やかです。アクセスと登録率を積み上げた結果として、この数字になっています。
儲からない状態から抜け出すには何を先に触るべきか
3つのうち、最初に触るべきはアクセス数です。
理由は単純です。アクセスが少ないと、登録率の数字自体が安定しません。100人程度の母数では、7%という割合はすぐにぶれます。
単価を上げる交渉や、登録率を改善する工夫は、アクセスがある程度たまってから効果を測れます。順番を間違えると、何を直しても数字が読めないままになります。
まずアクセス数を積み上げること。それができて初めて、登録率と単価の改善が意味を持ちます。
順番を守れば、儲からない原因を1つずつ切り分けられます。同時に3つを触るより、遠回りに見えて確実です。
次にやること
自分の今のアクセス数を、上の試算表にあてはめてみてください。どの段階にいるかで、次に触るべき数字が変わります。
アクセスが少ない場合は、発信量を増やす番です。アクセスがあるのに登録率が低い場合は、記事の内容と募集している案件のズレを見直してください。